家にツバメが巣をつくることは縁起が良いものとされ、昔は人々に歓迎されていました。
今は歓迎しない人も増えていると感じます、ツバメの巣。
アパートの入居者よりツバメのクレームが入ることがあります。多くは、その糞に対するものです。
入居者様より連絡をいただいたらまず清掃業者さんに依頼するのですが、まだつくりかけの場合はこれ以上進まないように早い段階で壊す、とのこと。
彼らは、壊されても2、3回はあきらめずに同じ場所に作り直すそうです。← ナミダなしでは語れません!
そこで、釣り糸を張ったり、CDをぶらさげたりし、ここには作らないように教えてあげるようです。
もうできてしまったものに対しては、壊すのも忍びなくて、
入居者様に連絡し『巣立つまでお待ちいただけないものか』と相談したこともあります。
(その場合は、通常月2回の定期清掃を週2回にしてもらったり必ず対策をします)
こんな感じで圧倒的に苦情が多いのですが、
中には『いまツバメが巣を作っているけど、壊さないであげて』とわざわざ連絡をくれる入居者様もいるのです。
そんなありがたい電話をいただいた日は、とてもほっこりした気持ちになります。
某アパートのある入居者様が個人的に設置してくれていた、ガード。
たまたま発見したときは、キュンキュンしてしまいました。
無事に巣立ちますよーーに。
イシイ